妊婦さんへサージカルマスクマスク1000枚寄贈しました

秋田市保健所【ネイボラ】は妊婦さんの相談や母子手帳の発行していると伺い、秋田市にサージカルマスク1000枚寄贈致しました。

リニューアルOPENに向けて準備していたものがありました。それはサージカルマスクです。

天使の羽音が何故不定期OPENなのか…それは作家活動と共に施設看護師として兼業していることが理由です。

会社には許可を取り、兼業届をし認められた上で活動をしております。

看護師をしながら表現したい作品を作り続けてきました。個展をメインに活動しておりましたが、お客様の声と私自身お店を諦めきれず…リニューアルOPENの運びとなりました。

工房を店舗としてリニューアルOPENさせるにはコロナの流行は、大きな壁になりました。

施設に務める以上、ウイルスの持ち込みだけはされないし、自分が感染源になることも…絶対に許されない。そんなリスクを最小限にする為には、感染対策としてマクスや、アルコール消毒、非接触式の体温計が必須となりました。

コロナ流行で、店頭からアルコールやマスクが消えた時…私は必要なものとして仕入れ業者に発注しました。

しかも大口発注でなければ手に入らず、値段が高騰し予約販売となっていても、必要なものとして躊躇いはありませんでした。

発注したのが2月。3月の入荷予定は延期され1度は目処が立たないと言われたものの、4月の段階でリニューアルOPEN前には入手することができました。

まだ世の中ではマクスが手に入りづらい時期。心からほっとしたことを覚えています。

時は全国規模で緊急事態宣言がされ、秋田県内の小売業は全て自粛の対象となり、OPENも延期をしなければならない状況となりました。

自粛解除となる直前に、届いたマスクの1部を市内で自営業をしている叔母に届けました。

私のお店以上に感染リスクを考え、客足が遠のくのでは無いかと危惧しての行動でした。

叔母の施設を利用するお客様が安心して通えるように客足が戻ることを祈りながら贈らせてもらいました。残りは個展に来ていただき、住所を頂いていた方々に気持ちばかりですが、OPENのお知らせとともに発送する予定でした。

それでも感染予防対策のため自店で活用するには発注した2000枚のマスクは多すぎます。

働く施設への寄贈も考えました。申し出ると買い取ると迄言ってくださったのですが…

幸い私の務める施設は早い段階から会社で布マスクを制作し、職員を始め利用者様全員分を準備し対応しておりました。

サージカルマスクは受診の時の感染予防に使用しております。しかし発注の問い合わせや県からサージカルマスクが支給されるこおもあり、あえて手に入りにくい妊婦さんに寄贈したいと思った次第でした。

流行がない状態でも…妊娠中は不安がつきません。そして今コロナウイルス蔓延とニュースで流れる毎日。これまでの日常がそうではなくなりました。

新しい命を守ってゆく妊婦さんにとって、どれだけ不安で…感染対策に気を配っているかと考えた時、残りのサージカルマスクは妊婦さんに届けようと決心しました。

妊娠という…喜ばしい事が不安とともに心の負担や影となる事を少しでも緩和させたい想いから、秋田市に相談し今回のマスク寄贈に至りました。

寄贈するマスクは個包装の為、マスキングテープに1枚1枚メッセージを書きました。

未来を守ってくれて、希望をありがとう!明るい明日はすぐそこ。休校中の18歳の娘と一緒にメッセージを描きました。あえて手書きにしたのは、人の温もりが伝わると思ったからです

私の出来る精一杯の思いを込めて、未来の赤ちゃんに無事に会えるその日の為に…笑顔で暮らせる日々が早く戻りますようにと願いを込めてメッセージを入れた1000枚のマスクを寄贈致しました。

地元紙さきがけ新聞載りましたが…ニュアンスの問題で開店の見通しがつかなくなった為、寄贈したような記事となりましたが…実は自店感染対策をとった上で余剰した分を妊婦さんへと寄贈した経緯でした。

開店は致しますし、諦めていません笑

天使の羽音として活動してこれたのも、沢山の方々に支えて頂いたからこその部分が大きいのです。オーダーをくださった方々の想いを形にして届けながら、思うのです。

私自身平坦な道ばかりではありませんでした。これまでの人生で多くの人に救われ、支えられてきました。その方々に直接恩をお返しすることは困難な現実があります。

だから私はまだ見ぬ人であったり、今関わってくださっている方々に、出来ることを精一杯尽くしたいと心がけております。

心を尽くすことは、最終的に自分を支えてくださった方々の想いに応え、結果恩返しをしているのではないかと私は考えます。

自分を支えてくれたのは、出会った人ばかりではなく読んだ本であったり、音楽であったり…色んな形で多くの人たちに支えられ、今があると考えます。

だからこそ今できる、精一杯を後悔することなく想いを具現化してゆくんだと思います。

これがガラス彫刻作家として…看護師として生きる私の信念です。自分の想いや信念を大事に出来なければ、択される想いを作品に昇華出来ないと私は考えます。

だから私は迷いなく、行動するのです。

自分の信じた道をコツコツと歩き続けるのです。

天使の羽音

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