ガラス彫刻作家として…周知されるようになったきっかけはおそらく、毎年新たな企画でスタートする。秋田県生涯学習センターでの個展かと思います。
そんな個展も4回目を迎えようとしております。つまりほぼ毎年ちかく。
生涯学習センターにて新作発表をさせて頂き、これ迄色んなテーマで作り続けてきました。
一番最初の個展は6年前…その後1年休止し、それから毎年続いております。
最初の年取り上げたのは…今の個展スタイルになるきっかけでもあった【笑顔】がテーマの個展でした。
人が産まれてから…その生涯の節目節目と言える瞬間の笑顔を公募し、制作させて頂きました。
この時が一番、作品の数としては多かったように感じます。赤ちゃんの笑顔から始まり、入学式…2分の1成人式
結婚式…成人式。そしてひこ孫を抱くおばあちゃんの笑顔。
米寿を迎えたおばあちゃんと成人した孫の笑顔。
お気づきの方も多いと思います。
6年前の私の作風は全然彫り方が違っているのです。
そして東京の教室に通い、段彫りという技法を知ってから…制作を迎えた個展【金照寺山三十三観音】
ここから、表現の幅が一気に変わった気がします。
そして今西目で開催している個展は、1年前に生涯学習センターにて新作発表として開催された個展の巡回展示となります。
この個展から独自の彫り方に進化し【カービングマイド】意味は心、精神を彫るという言葉を使うことで…現在手がけている世代から世代へ残されるような作品作りに発展しています。
【いのちの名前】というように、お名前に着目しその方の生き方…信念言葉を取り上げる個展が【秋田の笑顔繋がる絆展】となっているのです。
天使の羽音…ガラス彫刻作家として
私は多くの方に出会い…そしてご縁を大切にして歩いている集大成が
年1回開催される秋田県生涯学習センターの新作発表だと、考えております。
取材は今西目で開催されている個展が終わった秋頃より…考え取材はしておりました。
いやね。コロナが流行りだした事で諦めてたんですよ
来年かなと。でもね
改めて個展ができる状況になり、今だからこそ伝えたい言葉…人の想い…すごく大事だなぁと考えます。
不安な気持ち…暗くなりがちな気持ち…
それらは人と関わることで、闘っているのは1人ではないという力強さになり、そして原動力になります。
人のエネルギーってすごいなぁと思います。
誰かの心を動かすきっかけにもなりうる…そんな可能性も感じる個展は、私の人生の中でも大きな部分を占めているようにすら思います。
個展自体無理だろうと…諦めていたはずが。
諦めきれず、ホームページ上でエア個展を考えてしまうほど…
諦めが悪いんです(笑)
諦めが悪くなければ…今日まで続けれ来れなかったであろう現実も含め、精一杯今を楽しみたいと思います。