最近よく、人生相談を持ちかけられます。
まぁ、気心のしれた友達の場合が多いのですが…
それでも…その方々にかける言葉が
ふとした瞬間、自分自身追い詰められていたり
困っていた時に
蘇るのです。
そして自分が発した言葉を、思い出しながら
その場面をしのぐことが多くなり…
人にかけていた言葉は、自分自身への言葉でもあるんだなを悟った瞬間でもありました。
そうなんです。
私自身がいつも悩まず
いつも前向きでいれている訳では無いのです。
人より自信のなさから、作品への追求がストイックだったり
自分自身にOKを出せないからこその、葛藤だったり。
それは同じように悩んでいる人達に
かけたい言葉となり…そして悩んでいたであろう過去の自分の想いを昇華させる瞬間なのかもしれません。
人間関係が希薄な時代に、自分の悩みや根本にある1人では解決できにくい
部分の悩みを預けていただけること
そして、相談にのることで勉強させていただいていること。
おそらく私は喜んで、その勉強に向かっているような気がします。
自分のこれまでの葛藤であったり、不安だと思っていた部分であったりを
同じように悩んでいる方に
その悩みの乗り越え方のひとつの方法として
とお伝えできることは
つまり、自分自身がその問題をクリア出来た証拠でもあるんだと思うんです。
しかし…その問題を相手のせいにしたり
問題に向き合わず、先送りしたとしても
結局…解決できない問題は、同じテーマの課題として
さらに難問になって戻ってくるのです。
それを知っているからこそ、逆に今の悩みのうちに…小さな引っかかりのうちに
解決出来る方法はないかなと考えます。
結果、自ずと前向きになっていた自分に気づくのです。
どんな困難も、悲しみも苦しみも
時間しか解決できない部分も必然として発生もします。
でも、考え方にとらわれず
別の視点、別の考え方ができないのかと
考え、悩むことこそ
魂を成長させてくれるのではないでしょうか?
一人で出来ることなど、限界があります。
だからこそ、周りの人達と力を合わせることで
叶う未来があります。
それでも充分にその力を発揮させるためには
友好な関係性だったりが必要になるかとも思います。
ひとつの目標に向かって、お互いの足りない部分を、おぎなえる。
そんな仲間達を大切にしてゆきたいと思います。