道の駅西目個展が始まりました

コロナの影響で諦めていた個展…西目道の駅長さんのはからいで、無事開催始まりました。

朝から汗だくになりながら展示を手伝ってくださった駅長菊池さん。

改めて感じた。西目のギャラリーの美しさ…建物の木との調和と差し込む光。

素晴らしい会場で開催できた事を心の底から、嬉しいと実感しております。

この個展は私が天使の羽音として歩き続けたなか、お世話になった方々。秋田の輝く笑顔をテーマに取り上げています。

その人がどんな言葉を大切に生きてきたのか…

その人の名前の文字をデザインし、文章にするお名前アート。そして私が独自の技法で彫り上げる【カービングマインド】の世界をどうぞお楽しみください!

天使の羽音を続けてこれたのは、本当に多くの人たちに支えて頂いたからこそなんですね。

多くの人達に支えられたと同時に、お客様に育ててもらって【今】があるんです。

お客様のこれが欲しい!というお話を頂き、叶えるため作り続けた経験は技術を磨くには必要不可欠な課題でした。

そして何より…苦労した時代があったからこそ今があるんだという実感。

初めから成功しなくて良かったとすら、最近は思います。

なぜなら苦労せずサンドブラストを手に入れる事が出来るほどの資金に恵まれていたら、その環境に甘えて作風を変える努力はしなかったのではないかと思うのです。

簡単に技術を身につける為に、東京の教室に通えたら…教えていただく通りのやり方しか出来なかったかもしれません。

それらすべてが枯渇した私の心の原動力でもありました。満足に教室に行けないことで、自分の技術を過信せず、いつも新鮮な想いでガラスに向き合えました。

今に満足してしまったら、お客様の声に応えられないと常に感じ歩いてこれました。

得意なことを得意な方にお願いすることで、自分だけの世界で留ままりがちな壁を乗り越えられました。

これもすべて真逆な世界で、兼業しているからこそ、感じることが出来たことでもあります。

ただ、言えるのはどちらのお仕事も人に寄り添う仕事だということです。

人を大事にする仕事だからこそ、周りのご縁のありがたみも痛感しますし、自分ひとりの力では決してないんだということを良く感じます。

ご縁は巡り…そして想いは刻まれます。

どんなに月日が過ぎようと…大切にしている核になる想いは変わらないのです。

その想いこそ、代々受け継がれてきた伝統であったり文化だと私は思います。

世代から世代へ…受け継がれるような作品を作ることが私の目標であり【カービングマイド】そのもののテーマだと思っています。

という事で…8月秋田県生涯学習センターにて新作ガラス彫刻展へ続きます。

天使の羽音

〒011-0942
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電話番号 / 070-5477-3383